ドライブマネジメント感想
作業療法とドライブマネジメントを読んでますが、アウトプットをしていこうと思います!
これを読んで、運転リハに興味持ってくれたりしてくれるといですね。
もちろんめちゃめちゃいい内容なので、本も買ってねー
インフォームドコンセントの重要性
澤田先生が書かれている部分ですが、実はインフォームドコンセントってめちゃめちゃ重要でめちゃめちゃ難しいことがわかります。
①導入部分であり、関係性が築けていないこと
②セラピストとクライアントの間の情報格差が大きいこと
③クライアントが自身のセルフモニタリングが不十分なこと
が影響しているのでしょうか?
僕自身も作業面接をADOCなんかでやりましたが、一緒に目標を立てたはずなのに、理解してくれていない方結構いますね。本書では約6割ぐらいしかセラピストとクライアントの一致度がないらしいです。
そして、このギャップが徐々に関係性をむしばむことも・・・。
特に運転では加害者となるリスクもありますから、きちんと書面で説明し、同意を得ておくことはかなり重要です。また、結構勝手に運転を再開しちゃう方もいるそうで、そのあたりの「臨時適応相談」を受けさせることも医療機関では作業療法士が行うべき役割だとのことです。
ですが、こういうネガティブな情報はクライアントが聞き流すこともありますので(僕も都合が悪い話は良く忘れるので…)理解度のある家族同伴は必須とのこと。虚偽申請なんかしたら罰金ですからね。高次脳機能障害の方とかだと悪意ないし。
恐怖メッセージの有効性
よく言う脅し文句みたいなもので、自動車運転でいえば
①虚偽申請で罰金30万
②クレーン事故で賠償金数億円
③懲役〇〇年
みたいなものです。
僕は初めこういうネガティブな情報を出すのって遠回しに運転するなよって言っているみたいで好きではなかったのですが、最悪なシナリオを想定させておくというのはとても大切なことであり、ゼロリスクにならない運転でそれなりの覚悟を持ってもらうのはとても大切なことだということです。
様々な可能性や不利益を考えて提案することもマネジメントでは必要なことだということです。
運転面接
運転に関する面接では
・どんな車種に乗っているのか?
・どんな目的で使うのか?
・どんな環境を運転するのか?
・どのくらい運転するのか?
等々(あとはちゃんと本書を参照してね)。
後は周囲の公安委員会の対応もチェックが必要とのことです。
事故歴、違反歴なんかも確認するのですが、クライアントが本当のことを話すかどうかはわからないので家族や近親者に確認はしたほうが良いとのこと。
特に大切なのは、そもそも運転の適性がない場合もあるということを念頭に入れておくことです。よく事故を起こす人が、障害後に事故を起こさなくなるなんてことは稀であり、病前同様に事故はつきものになること何かを予測するのも大切とのことです。
インフォームドコンセントや情報収取はクライアント支援の第1歩ですから、丁寧にやっていきたいですね。
と、ざっくり書かせていただきましたがちゃんと学びたい人は
ちゃんと購入しましょうね。
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