2019年ブレイクスルー
今日はちょっと趣旨を変えまして、2019年ブレイクスルーするためにおすすめの書籍紹介をしたいと思います。
それがこちら「医療機関・介護施設のリハビリ部門管理者のための実践テキスト」ですね。
いや、俺管理職じゃねーし・・・
と思う方もいるかもしれませんが、ブレイクスルーするためには「リーダーシップ」と「マネジメント」は必須能力ですね。これは僕自身が「ブレイクスルーしたい」と思って行動していますが、やはりここの壁にぶち当たっております。
それはなぜか?
ブレイクスルーするということは他社に影響力を及ぼす存在になるといっても過言ではありません。その為には、リーダーシップは必ず必要ですし、他者を順序良く導くためにもマネジメントは必要ですね。
しかし、リーダーシップやマネジメントを学ぶ場所は多くの療法士に与えられていません。また、研修なども基本的には一般目線のリーダーシップなため、医療介護業界に落とし込むための情報編集力が必要だったり、わかりにくかったりするので、身に付ける前に挫折してしまうことも多々あるかと思います。
そこで、本書なんですが、管理職としてあるあるな現場をストーリー仕立てで変化が描かれており、とても分かりやすい内容になっています。
こういった内容がわかっていないと、ただの独りよがりな独裁者セラピストであり、周囲は付いてこずブレイクスルーなんて起きるはずもないのです。
また、リーダーシップやマネジメントは職域を超えて有用ですし、汎用スキルなのでとりあえず学ぶのも後々役立つことも多いでしょう。
下の図でいう、ヒューマンスキルやコンセプチュアルスキルに値します。
また、本書はフォロワーシップ、キャリアデザインについても書かれています。
フォロワーシップ(英: followership)とは、組織・集団の目的達成に向けてリーダーを補佐する機能・能力。
(参照:ウィキペディア)
「キャリアデザイン」とは、自分の職業人生を自らの手で主体的に構想・設計=デザインすることです。 自分の経験やスキル、性格、ライフスタイルなどを考慮した上で、実際の労働市場の状況なども勘案しながら、仕事を通じて実現したい将来像やそれに近づくプロセスを明確にすることが、キャリアデザインの要諦です。
(参照:コトバンク)
特にフォロワーシップの考え方はとても重要ととらえていて、ブレイクスルーするためには誰かに引き上げてもらうということも大切な手段です。つまり、自分が頑張りたい分野での第一人者をフォローすることで、最短距離で成長しなおかつ第一人者の影響力もお借りするということです。よく「巨人の方に乗る」なんて表現されますよね。こういう戦術もブレイクスルーのためには必須ですね。
また、最近話題になっているキャリアデザインという考え方も大切ですね。政府は副業解禁を基本政策として打ち出しており、働き方改革とともにかなり自由度が高まってきていると思います。これからはただ、病院に勤めていればよい、専門技術を学べばよいという時代ではなくなります。
自分自身が社会においてどのような存在でありたいのか?自分の持っているものがどのように活かしていけるのか?社会課題をどのように解決していくのか?そのようなスキルが求められていく時代になるでしょう。
さらに給与の問題もあります。社会保障費がどんどん減っていく中で、私たちの給与が上がる保証はなくなっていく時代では自分の価値を売り出すことも必要となるでしょう。
そんな内容がこの書籍で学べますので、この一年で変化したい人や、現状に不安を抱いている方、将来の自分に少しでも投資したい方是非読んでいただけるといいなって思います。
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