絶対に買いな1冊
もうじき発売されると噂の「作業療法とドライブマネジメント」表紙がかっこいいですね。
著者があの藤田住男先生と澤田辰徳先生。日本の自動車運転作業療法業界を牽引する2トップの方々。これはほんとに「買い」な1冊で非常に待ち遠しいですね。
内容に関して一部こちらで紹介されております。竹林先生が運営されるブログは要チェックですね。
対象者の生活において、移動性が確保されていることは重要であり、そのれは多くの地域では自動車を運転することにより保証されています。自動車の運転は「認知・判断・操作」を繰り返す複合的な課題であり、作業療法士の専門性が発揮できる場面の一つである。
ただし、自動車運転は作業療法士が支援する作業の中でも、最も難易度が高書く、社会的にも影響力をもつ作業の一つである。それゆえ、支援には一定以上の知識・技術を要するものである。そのために、関連書籍や論文を検索し統合することが従来は必要であった。
この分野における支援を体系化するためには、この従来の作業を効率化し、「作業療法士の作業療法士による、作業療法士のための書籍」が必要であることが考えられた。本書の特徴は、1.運転という作業のみならず、自動車運転に必要となる周辺作業や、自動運転に代わる作業を含む、「ドライブマネジメント」という新しい概念を諦観していること
2.運転支援および研究の第一線で活躍している作業療法士によって執筆されていること
3.運転という作業について、幅広い情報が整理され、多くの事例を紹介していること
が、この本が出版されるにおいて、非常に深い意義を持っている。それゆえ、初めて運転に関する作業療法に取り組む作業療法士にとって、基本的事項を抑え、運転適性評価を行うだけでなく、人生の中で重きを占めるモビリティを支援するための思考や、それに基づいた支援方法を知ることができる。
といった内容だそうです。
作業療法士で運転支援をする人なら必須アイテムとなりそうなこの本。発売が楽しみで仕方ありません。
0コメント