地域福祉実践セミナーに参加
第24回地域福祉実践研究セミナーin愛知・半田に参加してきました。仕事の都合上2日目のワークショップと3日目の報告会に参加できないのが残念ですが。
サブタイトルが『0歳から100歳のすべての人が安心して暮らせる地域づくりをめざして-地域共生社会の実現にむけた包括的支援体制の戦略-』ということで非常に視野の広がるテーマを頂きましたね。
仕事柄『高齢者』を対象にしたコンテンツを作ってしまいますし、地域包括ケアシステムもなんだか、高齢者を地域でどのように支えていくかに手段を置かれていますが、実際の地域における課題は、高齢者だけが社会的弱者ではないということですね。
子ども、障がい者、単身者、母子家庭、低所得者etc・・・。そういった方々にも福祉は提供されなければならないという点。つまり、社会的潜在ニーズはすごくあるし、自分自身のリソースを転換して活かす可能性があるというのが新たに分かりました。
一方で、自分自身専門に偏りすぎたなと反省です。もったいなかった。
そして耳が痛かったのは、専門を逃げ道にしないこと。地域の人たちはそこに住んでいる以上逃げられない、立ち向かうしかないのにもかかわらず、専門家は「それは自分の専門外なんで・・・」と逃げてしまうことがあるということです。
この言葉や考え方は自分自身は住民ではないですよ、と言っているようなもの。
もっと地域住民としてかかわることの大切さを知らなければならないと思いました。
また、地域福祉を行うのに大切な視点として「本当の課題は何なのか?」と本質を問うこと。
子ども食堂は「子どもにご飯を与えればいいのではなく、なぜそのような状況なのか?何が課題なのか?どうすればその課題が解決できるのか?」そういった視点や本質を問えるかどうかが重要であるということ。さらには、その課題から新しいサービスを創造できるかどうかが重要であるということ。
これは私自身が始める事業にとっても必要な視点。運転はあくまでも一つの要素であり、その何が本題なのかを見極めたりサポートする力が求められていくでしょう。
実践に向けてさらに自分のタスクやビジョンを見直します。
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